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派生 No.35 ジャンニ・ガルコの映像媒体 

 10年程前になろうか......ビデオテープを処分した。
 そのとき処分したテープはTVから録画した物とレンタル・ビデオから借りたテープをダビングした物だった。
 所謂、市販のビデオソフトやレンタル落ちのビデオテープは後日に後回しとなった。
 この時点では“処分”と言う方針でした。
 
 その後、面倒さも手伝って“処分”と言う作業をしないまま今日まで迎えたワケである。
 まさか自分がブログを開き、マカロニ・ウエスタンやイタリア映画を語るようになるとは想像もしていなかった。かなり的外れな、しかも自分本位の文章が散見するも本人は自己満足しているのでそれで良いのだ。
 結局は自慢になり、自画自賛にも繋がるのかも知れない。
 要は大量にあるのだ.....そのビデオ・テープが.....。
 しかもブログを開いて以降、再び集め始めているから困ったものだ  ̄Д ̄

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 前回の拙ブログはジャンニ・ガルコでした。
 その記事を書く際に並べた彼の出演作品の映像媒体が上の画像ですね。
 DVD5枚、DVD箱物2箱、Video6本という内容です。

 こうしてモチベイションを高めることで、私メのブログは続いておるんです。

 マカロニ西部劇で主演を務めた俳優さんの映像媒体シリーズ。
 このシリーズが今後も続くのか、否かは定かではありませんが、これまでクレイグ・ヒル、フランコ・ネロ、そしてジョージ・ヒルトンと取り上げ、今回は4回目になるんでしょうか。
 ジャンニ・ガルコの出演作品の中で邦題の付く作品って結構ありますね。
 マカロニ・ウエスタン映画を除いても20数本、そのうち6割程度が日本国内で映像媒体のリリースがされました。その意味では映画FANの中にはG.ガルコを知っていると言う方も多いでしょうか。

 では、さっそくG.ガルコの出演作品の紹介に進みます。
 なお、作品の一口解説は『映画データベース-allcinema』や『Wikipedia』、『amazon』等々のサイトの一文を抜粋/編集させてもらいました。
 それと1972年のホラー映画『悪魔の微笑み』と言う作品は過去にビデオ媒体がリリースされましたが、僕は持っておりませぬ。
 
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 ▲ 『太陽の下の18才』 (Diciottenni Al Sole 1962・伊)

 イタリアの避暑地を舞台に、若者達のひと夏のロマンスを描いている青春映画。夏休みを楽しもうとニコラ(G.ガルコ)はナポリ湾にあるイスキア島にやってきた。ところがホテルに似た名前のニコル(C.スパーク)という女性が来ていたことからダブル・ブッキングが起こり、ニコラは彼女と同じ部屋へ。最初は彼女に嫌われていたニコラだったが....。主演のカトリーヌ・スパークのキュートな魅力が満載であり、G.ガルコはそのお相手役と言う何とも羨ましい役どころです。スコアはE.モリコーネ。

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 ▲ 『狂ったバカンス』 (La Voglia Matta 1963・伊)

 ウーゴ・トニャッツィ、カトリーヌ・スパーク主演の青春映画。プレイボーイを自認する中年のアントニオ(U.トニャッツィ)は、旅行中に若者の一団と知り合った。その中の美しいフランチェスカ(C.スパーク)に興味を抱き、彼らに接近したのだが.....。離婚した中年男が若い女性に夢中になり、彼女とその仲間に翻弄される姿を描いた作品。G.ガルコは若者グループのひとりで、男性陣の中では一番目立つ存在と言えましょうか。C.スパークとチュッチュッするシーンもあったりで恨めしや~。スコアはE.モリコーネ。

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 ▲ 『戦場のガンマン』 (5 Per L'inferno 1969・伊) ↑ english titole

 アメリカのレンジャー部隊5人が、ゲリラとして大活躍するイタリア製戦争アクション。命令を受けた5人は各地で苦戦を続けている連合軍のために、ヒトラーのK作戦の全貌を察知すべく、イタリア北部にあるドイツ南軍指令部に潜入しようとするが.....。手に汗にぎるアクションが次々と展開する(ビデオ・パッケージより)。主演G.ガルコ、共演に怪優クラウス・キンスキーを配すマカロニ・コンバットの決定版。レンジャー部隊を指揮するリーダーがG.ガルコの役どころとなる。

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 ▲ 『冷酷なる瞳』 (Gli Occhi Freddi Della Paura 1971・伊/西)

 弁護士のピーター(G.ガルコ)は街で知り合った娼婦アンナを判事である叔父の家に連れ込んだ。しかし、その屋敷には謎の侵入者が待ち受けていた。そこに現れた警官にピーターは助けを求めるが、その警官もまた侵入者の仲間だった.....。監禁されたピーターとアンナに危機が迫る。しかし、犯人の目的は意外なところにあった。密室で展開する先の読めないドラマは緊張感に溢れている(DVDパッケージより)。監督はエンツォ・G・カステラーリ、音楽はE.モリコーネ、そして共演陣にフランク・ウォルフ、フェルナンド・レイなどマカロニ・ウエスタン映画でお馴染みの名前が並ぶ復讐が生んだサスペンス作品。監禁される弁護士役がG.ガルコの役どころでラストで生き残るのも、叔父の腐敗の実態を知った目に輝きはない。

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 ▲ 『ザ・ボス/暗黒街の標的』 (Il Boss 1973・伊)
 
 マフィアが暗躍するイタリア暗黒街。裏ポルノ上映中のマフィアのアジトに無慈悲な殺し屋ランゼッタがナパーム弾を撃ち込む。彼は育ての親の“ボス”から依頼されたのが、報復にボスの娘を誘拐・レイプされてしまう。気弱になり掟を破って取り引きしようとしたボスを、ランゼッタは射殺する。果たして誰が本当の“ボス”なのか。二重三重に仕組まれた罠を突破することはできるのか(ビデオパッケージより)。ヘンリー・シルヴァ主演のギャング映画。G.ガルコは警察官僚役でマフィアとの繋がりもありそうな感じですが、暗黒街の戦いに巻き込まれ射殺されました。

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 ▲ 『ルチオ・フルチの ザ・サイキック』 (Sette Note In Nero 1977・伊)

 富豪の妻となったバージニアは、遠方での出来事や過去や未来を透視できる超能力を持っていた。幸せなはずの結婚生活に突如、バージニアは不気味な白日夢を見る。屋敷の中で、老婦人が殺されるのだ。だが、肝心の犯人の顔は見えない。事件を執拗に追うバージニアにもやがて危険が迫る.....。ルチオ・フルチというと『サンゲリア』などのグロテスク描写が思い浮かぶ。だが、本作には派手なスプラッター・シーンは登場しない。殺人事件を暗示する断片的な予知夢。それが、あたかもジグソーパズルのように、見事にクライマックスに向けて組立られていく様は見事である。しかも、一つ一つのピースは、赤や青の色彩設計に気を配られた美しい画面なのだ(allcinemaより)。G.ガルコは主人公バージニアの夫なんですが、まさか、まさかの展開で衝撃のラストに.....。

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 ▲ 『新ゴッドファーザー』 (I Contrabbandieri Di Santa Lucia 1979・伊) ↑ english titole

 摩天楼ニューヨークの暗黒街を牛耳るファミリーが麻薬密売をめぐって結束する。安価な麻薬が大量に市場に出回れば、少年たちも気軽に麻薬に手を染めることになる。大量の麻薬の密輸を阻止するため一人の警部がタバコ密輸の男たちと手を組むも、組織の策略の前にその信頼が崩れ去る.....やがて密輸組織との戦いはその舞台はイタリアのナポリからニューヨークへと移される。G.ガルコが扮するのは麻薬の密輸組織の企みを潰す警部役だ。

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 ▲ 『キャプティブ・プラネット/恐怖の惑星競売』 (Sette Uomini D'oro Nello Spazio 1979・伊)
 
 アステス銀河系の惑星アルデバランド。全宇宙を支配できる恐るべき科学力を誇るこの惑星では、年に一度“惑星オークション”が行われ、入札者はその星を支配できる権利を獲得できるのだ。そして、ついに地球がオークションにかけられ、邪悪な征服者ケスがその権利を落札した。征服者ケスが地球に向かっている頃、それに対抗すべく科学者モーリー博士のもと、7人のチームが結成された。地球を守るためケスに立ち向かう戦士たちの活躍を描いた作品.....だが、僕の中ではお粗末な映画の一本。G.ガルコは7人の戦士の一人ですが、他の戦士同様に華々しい活躍は見られません。これで全宇宙を支配できる科学力を持つ異星人に勝つんだからときに映画とは不思議な世界だ。

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 ▲ 『死神ジョーズ・戦慄の血しぶき』 (Shark: Rosso Nell'oceano 1984・伊/仏) ↑ english titole

 正体不明の怪物による犠牲者が続発する海岸。海洋学者が調査を始めるが何者かが邪魔をする。実は怪物の正体は、海洋資源を独占しようと企む者たちがバイオ・テクノロジーによって作りだした新種の生物だった。無茶苦茶が嬉しい海洋サスペンス。だって、タコとサメを合体させてイルカの知能を持たせた怪物などというふざけた設定は常識的な頭脳からは間違っても生まれてこないでしょ、普通。しかもその怪物を退治する方法が、浅瀬に追い込んで火炎放射器で火あぶりにするというお粗末なもの。良識ある人にはとても勧められないが、B級ゲテモノ映画大好きの方には御推薦の作品(allcinemaより)。G.ガルコは舞台となる港町の治安/安全を守る保安官役で頼りがいのあるお巡りさんと言う感じです。ビデオ邦題『ジョーズ・アタック2』。

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 ▲ 『ボディ・パズル』 (Body Puzzle 1992・伊)
 
 最愛の夫を失い、孤独と悲しみの日々を送る美しい未亡人トレイシー(J.パクラ)。しかし、傷ついた心を癒す間もなく、新たな恐怖が彼女に襲い掛かる。連続する残虐な殺人事件、その被害者の死体の一部が彼女あてに送りつけられてくるのだ。最初は心臓、次に指.....犯人からの戦慄のメッセージと夫の死にはどんな関係があるのか。『金曜日の別荘』のジョアンナ・パクラ主演のサイコ・サスペンス作だ(ビデオ・パッケージより)。事件を捜査する敏腕刑事、その上司役としてG.ガルコが登場するも見せ場はほとんどないのが残念。

 マカロニ・ウエスタン映画以外の作品で活躍されるジャンニ・ガルコですね。
 お勧めは『戦場のガンマン』や『ルチオ・フルチの ザ・サイキック』あたりでしょうか。僕なんかは意外と『死神ジョーズ・戦慄の血しぶき』みたいな作品も好きなんですよね。イタリア版『アメリカン・グラフティ』と言っては言い過ぎでしょうか、『太陽の下の18才』。どことなく垢抜けない感じのG.ガルコ青年に最初は笑いがこぼれましたが、カトリーヌ・スパークの魅力で作品的には“良し”とします。
 逆にいただけないのが、『キャプティブ・プラネット/恐怖の惑星競売』 (; ̄д ̄)

 僕のお気に入りの俳優さん、ジャンニ・ガルコ。

 “サルタナ”だけがジャンニ・ガルコではないっ

 と言いながらも、やっぱりマカロニ・ウエスタン映画に勝るものはなし.....です。

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 ▲ 『サルタナがやって来る 虐殺の一匹狼』より

 いやぁ~、惚れ惚れするな~ ♡^▽^♡

 ここ数日は拙ブログを更新するに当たって“G.ガルコ漬け”の日々でした。
 それでも飽きないのだからマカロニ西部劇やマカロニ俳優さんの魅力は計り知れないものがある。この瞬間もCDコンポから流れてくる音楽は、ブルーノ・ニコライがスコアを書いた『サルタナがやって来る 虐殺の一匹狼』であり、その円盤が気持ち良さそうに僕のマカロニ部屋を飛び回っている ♪

 そして今宵の映画鑑賞は.....言わずもがな.....です。

 
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category: Non Spaghetti Western 【35】

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派生 No.34 死刑台のメロディ 

 僕はイタリア映画音楽が大好きである。
 その起源は隣家の方がレコードから吹き込んでくれたマカロニ・ウエスタン映画の音楽集を収めたカセット・テープです。来る日も来る日も未だ観ぬ作品群の音楽を飽きもせず聴いていた。
 
 映画音楽=マカロニ・ウエスタン映画音楽だった僕に変化が訪れたのは高校生のときだ。
 その頃の僕は洋楽に夢中で、なかでもボブ・ディランがお気に入りだった。
 B.ディランがまだ“フォークの貴公子”、“時代の代弁者”と呼ばれ、プロテスト・ソングを歌っていた時代の音楽上のパートナーとも言える女性がいた。
 ジョーン・バエズ.....自由と平和を訴え続ける“フォークの女神”である。

 何気にレコード屋の彼女のコーナーを見たときに目に留まったレコードがある。

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 ▲ 『死刑台のメロディー』から「勝利への讃歌」国内盤EP

 お! 映画音楽だわな!
 思わず買ってしまった.....そして聴いた.....優しくも力強い歌に衝撃が走る。

 レコードのジャケットにはもう一人の名が記される。
 エンニオ・モリコーネだ。
 あちゃ~っ、『続・夕陽のガンマン』のE.モリコーネ先生ではないか。マカロニ・ウエスタン音楽以外にも素敵な曲を書いていたんだ。こりゃぁ、無視できんぞー!このところ洋楽に浮気していたけど、ここでイタリア映画音楽も勉強せねばならん。
 再び映画音楽の知識の向上を図るべく、級友の家が経営する喫茶店に籠って、音楽好きの友人とラジオや雑誌を乱聴/乱読し勉学に勤しむ。
 そして学業の方はさらなる下降線を描き、両親をがっかりさせた。

 拙ブログの前回の記事はジャン・マリア・ヴォロンテ(Gian Maria Volontè)と言う名優さんだった。
 その彼が1971年に出演/主演を務めた映画が『死刑台のメロディ』です。

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 上記の画像は『ENNIO MORRICONE COMPOSED BOX』と言う4枚組の箱物DVDです(日本国内版)。
 映画が3作品(死刑台のメロディ、シシリアの恋人、鉄人長官)とモリコーネの長編ドキュメンタリーの1枚物の構成となっております。SPOさんはホント、良い仕事をされますね。

 『死刑台のメロディ』 (Sacco E Vanzetti 1971・伊/仏)

 1920年にアメリカで実際に起った“サッコとバンゼッティ事件”の人種的・思想的偏見に満ちた裁判を忠実に映画化した作品。監督は『明日よさらば』のジュリアーノ・モンタルド、脚本はそのジュリアーノ・モンタルドとファブリツィオ・オノフリ、スコアはエンニオ・モリコーネが書いている。

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 主演は『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』でお馴染みのジャン・マリア・ヴォロンテ。僕らマカロニ西部劇FANには説明不要の役者さんですね。もう一方、サッコ役を演じたのがリカルド・クッチョーラと言う俳優です。この方はマカロニ・ウエスタン映画への出演はありませんが、イタリアを代表する俳優の一人とも言えましょうか。作品的には『あゝ情熱』や『ボルサリーノ2』、『ラスト・コンサート』などが知られるか。

 1920年5月5日、サッコとバンゼッティが走る市電のなかで突然逮捕された。2人は運悪くともに護身用のピストルを携帯、警察は2人がイタリア人だと知ると即座に逮捕した。しかも署長の頭には4月15日に発生した製靴会社での現金強盗殺人事件が閃いた。留置場にほうりこまれた2人はさっそく事件の目撃者、証人たちの前に立たされ、釈明する機会も与えられず殺人犯人として起訴された。そして裁判が始まる。次々と立つ証人たちの偽証によって、真実は次第に審理の外に押しのけられていく。この裁判の不正を訴えるも、検事側は本音を暴露する。事件の真疑など問題ではなく、2人がイタリア人であり、民主主義について何も知らず、言葉もろくに知らない、自由社会にもっとも危険な野蛮人であるのが問題であり、この裁判の本質が人種蔑視に根ざしていることを吐露する。不正な証拠の改ざんと隠滅、盛り上がる抗議デモ、高まる減刑嘆願の声が司法に響くも、1927年8月22日夜、サッコとバンゼッティは電気椅子に縛られた。

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 ▲ Gian Maria Volonte

 G.M.ヴァロンテの役どころは冤罪事件で死刑となるバルトロメオ・ヴァンゼッティ(Bartolomeo Vanzetti)を演じました。マカロニ・ウエスタン映画では悪役/ヒール役でしたが、この作品では全く異なる人物設定です。
 そして逮捕後も己の信念に基づき堂々と不当性を訴え、さらには平和/非暴力を唱える。
 彼の政治信条と重なる部分があるのか、観る者に感銘を与える演技力ではないか。

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 ▲ Riccardo Cucciolla

 死刑執行の50年後にあたる1977年7月19日、マサチューセッツ州知事のマイケル・デュカキスは、この裁判は偏見と敵意に基づいた誤りであるとして二人の無実を公表、処刑日にあたる8月23日を「サッコとヴァンゼッティの日」と宣言した。
 なお司法側は冤罪だったとは認めていないようです。 

 この作品を初めて観たのは今から25,6年前になろうか。
 そのときは20代半ばと言う若さもあってか、こうした内容の作品が僕にはピンと来ませんでした。ただレコードで聴いてきたジョーン・バエズの歌声だけが耳に残ると言う感じでした。その後、30代も終わりの頃だったか、中古のビデオを購入して鑑賞しまして、「あー、こんなにも考えさせられる作品だったのか」と言うことを知りました。
 映画の内容が面白いとか、楽しいとか、そうした感想とは別の問題だと思います。
 国家による犯罪、司法による犯罪、現実として起こり得ることなんですよね。これは冤罪事件であって、司法の犯罪ではないと言う声もありますが、あの偏見に満ちた裁判シーンを見るととてもではないが司法の側に立つことはできません。
 時折、挟まれるモノクロのシーンは当時の映像か。
 世界各国の政府関係者からの請願、民衆による抗議行動の広がり。それでも刑を執行する理由は国家の体面でしかない。それは二人の人命よりも重いのだろうか。

 国家の不利益になる思想信条の持ち主は.....そんな時代だけは繰り返してはならない。

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category: Non Spaghetti Western 【35】

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派生 No.33 踊る吸血鬼 

 前回の記事ではジャコモ・ロッシ=スチュアートを取り上げました。
 その前段に観た作品が『赤い砂の決闘』であり、それを観ることでモチベイションを高めて拙ブログの更新記事を書くと言う作業です。

 もう何度も観てきた作品ですが、やっぱり何度観てもマカロニ・ウエスタン映画は面白い。

 (○^▽^○)

 そして乾いた荒野に生きるガンマンに惚れ直す。
 (この作品は結構緑が豊かで川のある風景も素敵だが)

 どうだ 

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 ▲ 『赤い砂の決闘』より
 
 ジャコモ・ロッシ=スチュアート絡みでカテゴリー“派生”が発生です。

 最近は海外からのアクセスが急増中で日本と海外は半分半分の比率なんよね。
 しかもカテゴリーで言うなら圧倒的に俳優の紹介する記事に集中してまして、こんな“派生”なんて記事を書いていたら海外からの訪問者に“そっぽ”を向かれるんでしょうね。でも僕は“派生”や“休憩”のカテゴリーをもっと書きたいし、この拙ブログの目的は退化する僕の脳みそを補完するために続けているようなもんだからね。

 アクセス解析なんか見ると海外からの訪問者の多さにプレッシャーもあるけど、最近は肩肘張らずに書きたいことを書くと言う開き直りも必要かなと思うようになりました。

 今回はこの作品だっ (>Д<)ゝ”ラジャー!!

  

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 ▲ 『踊る吸血鬼』DVD

 日本では劇場未公開作品ですが、しっかりとDVDはリリースされております。
 このDVDは「REDEMPTION」と言うレーベル(?)が元版なんだけど、“Redemption(救い)”とは死者の霊に捧げる腐敗した怪奇の世界を意味するようです。これまで『罪深き尼僧の悶え』や『淫売地獄』、『冷酷なる瞳』などの作品をリリースし続けてきました。冒頭にその救いの儀式を意味するのか、エロい悪魔の女性が登場して儀式めいたことをし、その後に本編に流れると言う凝った作りがされております。

 『踊る吸血鬼』 (La Sanguisuga Conduce La Danza 1975・伊)

 絶海の孤島を舞台に繰り広げられる惨劇を描いたエロティック・ホラー。

 監督と脚本を手掛けたアルフレード・リッツォはベテランの脇役俳優として多くの作品に出演してきた才人で、有名なところでは『ローマの休日』のタクシー運転手役があるそうです。そしてマカロニ・ウエスタン映画への出演も何作品かあり、『荒野の1ドル銀貨』もその一つだとか.....。どんな役どころだったのかは確認してません。
 音楽は『西部悪人伝』や『西部決闘史』で知られるマルチェロ・ジョンビーニです。

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 主演はマカロニ・ウエスタン映画『決闘!荒野のサボテン』や『真・西部ドラゴン伝』でお馴染みのフェミ・ベニュッシです。もっとも主演と言ってもキャストの順番が一番目にあるだけで、伯爵が主演であっても、その伯爵が恋した劇団の女優が主演であっても構わないワケであります。

 ストーリーは...DVDカヴァーのの裏面から借用/抜粋しますね。

 イタリアの伯爵がアイルランドの劇団にいる女優にひとめ惚れ。彼女を含めた4人の女優と小間使いを自分の城がある地中海の島へと招待する。しかし、彼女らが訪れた城は不気味なムードに包まれていた。やがて、伯爵の呪われた血筋が判明する。伯爵の祖父、そして父ともに不貞を犯した妻の首を刎ね、その後に自殺を遂げていると言うのだ。しかも伯爵の妻は行方不明だと言う.....。

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 ▲ Giacomo Rossi-Stuart  ( ↑ english title)

 古城の主マーナック伯爵を演じたのが、ジャコモ・ロッシ=スチュアートでした。
 この作品での容姿もマカロニ・ウエスタン映画で見られるスマートな雰囲気そのままですね。劇団の女優と恋に落ちますが、結構紳士的な振る舞いで悪い人物ではありません。でも女の嫉妬がもたらした惨劇と言うことを考えると、伯爵にも罪の一端がないわけではありませんよね。

 そのG.R.スチュアートの古城に招待された女優たちですが、次々と首を刎ねられ殺されていきます。

 犯人はいったい誰か?
 それとも亡霊の仕業なのか?
 ラストには想像を絶する謎解きの解答が用意されている。

 エロ路線から言うと劇団員の2人の女のレスビアン・シーンが何度かありまして、そこそこの濃密さは感じられるも全体的には下品な印象はいたしません。何よりも、先にも言いましたが主演のフェミ・ベニュッシが厳格な雰囲気を漂わせている分、エロ度は大人しめだと思います。
 それとホラー度もありません。

 ((;゚Д゚)ガクガクブルブル

 凶行/蛮行シーンがなく、首がゴロンと転がる現場のシーンのみに抑えられている。

 さてさて、恒例のマカロニ・ウエスタン映画でお馴染みの(?)俳優さんの抜き取り画像です。
 この作品からは3名の選出です。
 主演のフェミ・ベヌッシは言うに及ばず.....多くのマカロニ西部劇でお馴染みですね。B級セクシー映画の女王なんて言い方もされておりますが、マカロニ・ウエスタンに限って言えば結構まともな役どころをを演じていると思いますよ。この作品では冷たい印象を受けますが、なんか良いですね ♡
 クリスタ・ネルが頑張りました。
 フェミ嬢がお堅い路線を進むのなら私は軽い尻を持つ女になってやるわ。その役者魂でお下劣な女性を演じましたが、その代償がこともあろうことか最初の首なし死体になるとわ(怒)
 アレン・コリンズもマカロニ・ウエスタン映画ではお馴染みの俳優さんですね。この作品では冴えない親爺役ですが、この方はどんな役もさらりと熟す印象が私メにはあります。

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 ▲ フェミ・ベニュッシ.....伯爵に仕える女執事で主人公になるんかな。行方不明の伯爵夫人を匿う。

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 ▲ クリスタ・ネル .....劇団の尻軽女。最初の犠牲者に.....。

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 ▲ アレン・コリンズ.....伯爵家の使用人。女執事の秘密を餌に、その肉体を.....。

 原題を直訳すると“ヒルはダンスを行います”となりまして、ヒルはあのヒルですね。人や家畜に引っ付いてチュルチュルと血を吸う嫌われ虫のことなんでしょう。英題も同じ意味合いで、そう考えると邦題も決して日本独自のタイトルにはなりません。
 でもでも蛭も吸血鬼も登場しません。

 悲しい結末を伴った事件は解決したけど.....どうして蛭(ヒル)なのか、その謎は解決されずです。


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派生 No.32 ジョージ・ヒルトンの映像媒体 

 初めて『真昼の用心棒』をTVで観たのはいつだったのか。
 覚えていない。
 覚えているのは馬にぶら下がりながら敵を撃ち斃していく兄貴のカッコ良さだった。

 そしてレコードの解説書を観直した記憶が残される。
 
 ところがこのEPレコードの解説文には写真どころか、G.ヒルトンの名前すら記されていなかった。
 主演のフランコ・ネロと悪役のニーノ・カステルヌォーボの2人を簡潔に紹介するのみでした。しかし、当時はそれでも満足だった。『真昼の用心棒』のEPレコードがあるだけでも僕には宝物でした。

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 ▲ 『真昼の用心棒』国内盤EP-見開きの解説文

 いつもより若干大きめに画像をUpしてみたけどやっぱり文章は読めませんね。

 ジョージ・ヒルトンを取り上げ、次の記事ではカテゴリー“派生”で彼の出演作品『美女連続殺人魔』を紹介することが出来た。
 さて次の記事は...新たな俳優か、新たな作品かとなるワケだが、僕の中ではG.ヒルトンの余韻が残される。
 そこでG.ヒルトンの映像媒体と題し、彼の出演作品(マカロニ・ウエスタン以外)の中で僕が持つ映像媒体を紹介することにした。
 クレイグ・ヒル、フランコ・ネロに続いて、主役級マカロニ俳優の映像媒体は3回目か。

 ジョージ・ヒルトンの出演作品の中で邦題の付く作品は7作品です(マカロニ・ウエスタン以外)。
 
 『砂漠の戦場 エル・アラメン』 (La Battaglia Di El Alamein 1968・伊/仏)
 『デボラの甘い肉体』 (Il Dolce Corpo Di Deborah 1968・伊/仏)
 『栄光の戦場』 (Il Dito Nella Piaga 1969・伊)
 『熱砂の戦車軍団』 (La Battaglia Del Deserto 1969・伊/仏)
 『美女連続殺人魔』 (Perché Quelle Strane Gocce Di Sangue Sul Corpo Di Jennifer? 1972・伊)
 『陰謀と抗争の町・殺し屋』 (Sette Ore Di Violenza Per Una Soluzione Imprevista 1973・伊)
 『バンパイア/最後の晩餐』 (A Cena Col Vampiro 1988・伊)

 このうち、『美女連続殺人魔』と『陰謀と抗争の町・殺し屋』は日本での映像媒体のリリースはありません。
 
 なお作品の一口解説は『映画データベース-allcinema』や『Wikipedia』、『映画情報-goo映画』等々のサイトの一文を抜粋/編集させてもらいました。


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 ▲ 『砂漠の戦場 エル・アラメン』 (La Battaglia Di El Alamein 1968・伊/仏)

 第二次世界大戦、北アフリカ戦線でのドイツ・ロンメル軍団とイギリス・第8軍との戦いをダイナミックに描いたマカロニ・コンバット物の傑作の一作品。砂漠地帯エル・アラメンの地雷原を挟んで対峙するドイツ軍とイギリス軍。しかし、ドイツ戦車隊が罠に落ちたことから戦局は一変する。G.ヒルトンはイギリス軍の中尉役で作戦遂行のためその命を犠牲にする。

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 ▲ 『デボラの甘い肉体』 (Il Dolce Corpo Di Deborah 1968・伊/仏)

 永遠のベビイドール、キャロル・ベイカー主演で贈るエロティックスリラー。大富豪の娘・デボラはイタリア生まれの男性・マルセルと結婚し、彼の故郷ジェノバを訪れる。その地でマルセルは旧友から、かつての愛人が自殺したことを知らされるが....。ジャッロ映画の礎ともなった記念碑的作品で、G.ヒルトンは主演コンビの借りた別荘地の隣家に住む芸術家と言う役どころ。彼の動きで事件の完全犯罪が崩される。

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 ▲ 『栄光の戦場』 (Il Dito Nella Piaga 1969・伊)

 第二次世界大戦のさなか、激戦地イタリアに赴いた米軍の若い中尉の任務は銃殺刑の監督だった。その処刑の瞬間、突然ドイツ軍の襲撃が始まる。この戦いで生き残った中尉と二人の死刑囚は3人だけで激戦地での戦いを余儀なくされる。怪優クラウス・キンスキー演じる死刑囚を相手に、新人将校(中尉)を演じたのがG.ヒルマンである。

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 ▲ 『熱砂の戦車軍団』 (La Battaglia Del Deserto 1969・伊/仏) ↑ english title

 第二次世界大戦下の北アフリカ戦線。イギリス軍大尉が部下たちと地雷を敷設して作戦本部に帰ってくると、部隊はドイツ軍の猛襲によって全滅させられた後だった。一行はジープで脱出するが、その途中で戦車が故障して孤立しているドイツ軍将校と出会い、結局ジープに乗せる事になるが....。 憎しみあう敵味方同士が対立しながら砂漠の旅を続けていくさまを描いたマカロニ・コンバット映画の1本。G.ヒルマンはイギリス軍大尉の役で、ドイツ軍将校を演じたロベール・オッセンとともに主演を務める。

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 ▲ 『美女連続殺人魔』 (Perché Quelle Strane Gocce Di Sangue Sul Corpo Di Jennifer? 1972・伊)
  ↑ english title 海外版DVD
 
 ローマ市内のマンションに二人の女性が引っ越してきた。だが、その一人ジェニファーに不気味な影が付きまとい始める。マンション付近で多発する連続殺人の犯人の手が、ジェニファーに迫ってきたのだ.....。主演を務めるエドウィジュ・フェネシュと互いに惹かれあう建築家がG.ヒルマンの役どころだ。連続殺人事件を追う刑事の視線はその建築家に向けられるが.....。

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 ▲ 『バンパイア/最後の晩餐』 (A Cena Col Vampiro 1988・伊)  ↑ english title

 恐怖映画の主人公だった吸血鬼をユニークな視点で現代に甦らせた新感覚吸血鬼映画。オーディションで選ばれた若者たちが映画監督の居城に招待される。ところが監督の正体は4000年を生きる吸血鬼だった。生に疲れた彼は若者たちに自分を殺害するよう命令するが、それが果たされないときは逆に若者たちの命が奪われる。期限は夜明けまで.....。G.ヒルマンが演じたのは主演の吸血鬼。まだまだ元気な姿をモニター上で見せてくれた。

 荒野の西部で生きるガンマン以外のG.ヒルトンを見て参りました。
 カッコ良い男は何をさせてもサマになるわけでして、「こんな素敵な吸血鬼なら私の血を...」と願う女性もいるのかも知れませんね。
 僕はそれよりも彼やマカロニ俳優とジープに乗り込んで砂漠を旅する方が良いです(『熱砂の戦車軍団)』。だけど戦争は嫌だし大反対だから、普通にドライブ感覚でマカロニ談議を交わしながら楽しい旅をします。そのときは、旅のお供にG.ヒルマン特製のコッペパンは忘れずに....。
 何度もG.ヒルマンの危機を救ったコッペパンです(下の画像)。

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 ▲ 『サルタナがやって来た...貴様の拳銃と棺桶を交換だ』

 近年では2009年に放映されたイタリアのテレビ作品にも足跡を伝えています。
 まだまだお元気にご活躍されているようですね。
 遠い日本の地からではありますが、今後もお身体をご自愛しいつまでもお元気でお過ごしされることをお祈りいたします。
 って言うか、人のこと心配してる場合じゃないか。
 僕の病もまだ完治はしておらんかった Σ( ̄ロ ̄lll)

 
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派生 No.31 美女連続殺人魔 

 前回、紹介させていただいた俳優さんはジョージ・ヒルトンです。
 マカロニ・ウエスタン映画で主役、主役級の役どころで僕らマカロニFANを楽しませてくれました。まさにマカロニ・ウエスタンを代表する俳優さんの一人と言えます。
 勿論、僕の大好きな俳優さんでもあります。

 下の画像は『拳銃無宿のバラード』からのアップ画像です。

 雇い主の女房に手を出し、そこから牧場を追われ逃亡生活が始まります。先々で悪いことをしたかと思うと、善人になったりと今ひとつ“つかみどころがない”役どころでした。
 でも最後はカッコ良い雰囲気でエンディングを迎えたのでOKです(?)

 ね、カッコ良いでしょう 

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 ▲ Il Tempo Degli Avvoltoiより
 
 ジョージ・ヒルトンを取り上げたからには、当然カテゴリー“派生”が発生するワケです。
 どの作品にしようか。

 僕は海外版のDVDソフトはマカロニ・ウエスタン映画以外は極力手は出しません。
 そんなに財政も豊かではありませんし、やっぱり日本語字幕がないと辛いのも事実です。それでも大好きな俳優さん、とりわけ僕が惚れ抜いている女優さんが出演していたりすると我慢できずに買うこともある。それにプラス音楽かな...話しの内容も理解できんくせに無理してるニャン(談:相方&愛猫)。

 今回はこの作品だっ (>Д<)ゝ”ラジャー!!

  

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 ▲ 『美女連続殺人魔』USA版DVD (English Title : The Case Of The Bloody Iris)

 アメリカ版のDVDソフトです。
 当然、日本語字幕はありません。それでも日本では劇場公開のされた作品なのでネット上で詳細なストーリを知ることが出来ます。あとは出演される役者さんの姿とブルーノ・ニコライの素敵な音楽を堪能していればそれで満足なのだ(本当は日本版のDVDのリリースを願っていますけど)。 

 『美女連続殺人魔』 (Perché quelle strane gocce di sangue sul corpo di Jennifer? 1972・伊)

 ローマのマンションを中心に次々に起こる美女連続殺人事件を描くサスペンス作品。

 監督のアンソニー・アスコットはマカロニ・ウエスタン映画でも有名なジュリアーノ・カルニメーオ監督の変名で、ジョージ・ヒルトンとのコンビは僕らマカロニFANにはお馴染みともなっている。そして脚本のエルネスト・ガスタルディもマカロニ・ウエスタン映画を初め数多くのイタリア映画で腕を奮ってきた脚本家の一人だ。
 この強力な布陣にブルーノ・ニコライ大先生が加わっての作品です。
 そのニコライ先生のスコアは以前からサントラFANには傑作の一枚として認められているようだ。メインテーマ曲も素敵だが、DigitmoviesのCDの5曲目に収録される曲が白眉の一曲です。この曲、のちにマフィア系(?)の作品にも使われていますね。

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 主演はイタリアの女優エドウィジュ・フェネシュ(Edwige Fenech)です。もともとはフランス領アルジェリアの生まれとWikipediaに記されておりました。マカロニ西部劇では日本では未公開作品の『表か裏か』がありますが、得意技はセクシー系なのでしょうか。
 『青い経験 トリプルBOX』
 『エロチカ・ポリス トリプルBOX』
 僕のDVD棚には何故かこの箱物がありまして、家人が寝静まってからコッソリと観る習慣があります。

 ストーリーは...ネット上から借用/抜粋しますね。

 ローマのあるマンションでたて続けに二人の若い女性が惨殺された。数日後、カバー・ガールをしている美人モデルのジェニファー(E・フネシュ)と友人のマリリンは、カメラマンの口ききで不動産会社の支配人アンドレア(G・ヒルトン)に紹介され、彼が建築したマンションに入ることになった。
 第3の殺人事件が発生、続く第4の殺人事件の被害者はジェニファーの友人マリリンでした。
 この事件を捜査していた殺人課のエリッチ刑事(F・アゴスティーニ)は容疑者としてアンドレアを尾行し始めます。

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 ▲ George Hilton ( ↑ english title)

 ジョージ・ヒルトンは連雑殺人犯に疑われる役どころを演じました。
 一応、二枚目的な雰囲気が出ておりますが、少年時代に交通事故で両親を失った記憶が脳裏にあって“いざ、鎌倉”と言うときに弱さも表れます。

 マンション内に住む未亡人の老婆、大学教授(G.リガウド)とその娘シーラ(A.インコントレラ)が物語に絡んできて事件は混迷の度合いを増していきます。
 殺人犯の魔の手はジェニファーに及びます。
 上に行くはずのマンションのエレベーターが急降下...頼みのシーラ(A.インコントレラ)が殺され、恐怖に慄くジェニファーの前に現れたのがアンドレア(G・ヒルトン)だった。やはり変態殺人魔はこの男だったのか。ジェニファーのアンドレアに対する信頼も崩れ去り、彼女はマンションを去る決意に立つ。
 その彼女の前にゴム手袋をした大学教授が現れる。

 ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!

 え~、マカロニ・ウエスタン映画でお馴染みの(?)俳優さんの抜き取り画像です。
 他にもいるんですが、この作品からは5名の選出です。
 それにしてもジョージ・リガウドが殺人魔だったとは驚きです。マカロニ・ウエスタン映画では考えらない設定ではないでしょうか。アナベラ・インコントレラがレスビアンと言う設定もガーンであります。しかもそのことが父親の狂気の犯罪と関わりがあるとか...。でも彼女は清純派(?)なので脱ぎません。そうそう、『タランチュラ』でも脱いでませんでしたね。別に“脱ぐ”、“脱がない”に固執してるわけではありませんよ。

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 ▲ エドウィジュ・フェネシュ...『表か裏か』(未公開)がありますね。殺人魔に狙われる主人公。

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 ▲ ジャンピエロ・アルベルティーニ...『西部決闘史』が有名か。事件を追う刑事役。

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 ▲ ジョージ・リガウド...マカロニ・ウエスタンへの出演は数多(あまた)。大学教授で美女連続殺人魔。

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 ▲ アナベラ・インコントレラ...『西部決闘史』が知られるか。G.リガウドの娘さん役。

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 ▲ アレン・コリンズ...マカロニ・ウエスタンへの出演は数多(あまた)。怪しげなショーパブのオーナー(?)。

 原題を直訳すると“なぜ、ジェニファーのボディに血の奇妙な滴が?”みたいな感じです。
 僕は邦題も悪くはないと思います。
 ただし“エロ度”を期待しても基本はサスペンス映画なので過度な期待は禁物です。

 イタリアB級サスペンス映画、B級ジャッロ物映画の一本に捕えられがちですが、僕はこの手の作品の中では出来栄えは悪くないと思います。そんなこと言えるほど他の作品を観てませんが、なかなか面白い作品だと思います。それだけに日本版の映像媒体(DVD、Blu-ray)のリリースを願っております。


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