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女優 1 Agata Flori 

 1938年04月15日 チュニジア/チュニス県チュニス出身 -

 その国内版ポスターに彼女の姿が載っていた。
 尼さんのその女性は太ももから何かを取ろうしている。
 その姿がとてもセクシーで高校生の僕はその尼さんに恋をしてしまった ―― 敬虔なクリスチャンなんだろう。そんな尼さんに恋だの、色っぽいだの、罰当たりなことを言ってはいけない。でも健康な男子の思春期の異性への想いは抑えられない。
 
 近所の映画館に通った僕はその映画館の親爺さんと親しく話すようになった。
 親父が公務員で官舎住まいだった僕ら家族の入浴は官舎敷地内の共同浴場だった(当時は風呂のない家は珍しくなかったんよ)。その共同浴場は官舎以外の近所の住民たちも入りに来る。ホントは規則違反で駄目だったが近所の誼で黙認していたようだ(良い時代だったな~)。
 「マカロニ・ウエスタンが好きなのか」
 湯船に浸りながらそんな話しを何度か交わすようになると、その親爺さんは映画館に遊びに来るように言った。そしてマカロニ・ウエスタンや西部劇の映画のポスターを譲ってくれた。このポスターは今でも僕の宝物でずっ~とパネルに入れて保管していたから今でも状態が良い。

 おっと自慢話しになってしまった ( ̄▽ ̄;)

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 ▲ 『荒野の無頼漢』国内版ポスターと拡大画像

 まだ観ぬ映画だ。
 それからはこの作品を観ることが僕の願いの一つでもあった。

 チュニジア出身の彼女が女優業へと至る経緯は分かりません。
 IMDbサイトでは1964年から1974年(引退か)までの間に13本の作品に足跡を記す。
 彼女が出演した『禿鷹のえさ』と『殴り込み兄弟』、先の作品『荒野の無頼漢』などでプロデュースを務めたダリオ・サバテロと結婚をしていますので、その結婚を機に女優業を引退したのかも知れません。もっと多くの作品に足跡を残す大女優の印象がありましたので意外でした。

 1964年のイタリア/スペイン合作映画『I Marziani Hanno Dodici Mani』と言う作品が銀幕への第一歩なんでしょうか。内容的にはコメディ/サイエンス・フィクションとあるが、僕は未見だ。
 
 そして1966年、日本でも劇場公開のされたマカロニ・ウエスタン映画『禿鷹のえさ』でヒロインに大抜擢され、一躍世界にその美貌を誇っていきます。
 内容的にも良く出来たこの作品では、主演を演じたロバート・ウッズ(Robert Woods)と結ばれる役どころを演じます。しかも続編『殴り込み兄弟』も制作され、前作同様にA.フローリの魅力がこの作品からも伝わってくる。
 
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 写真左から、
 『禿鷹のえさ』伊版DVD (Sette Pistole Per I MacGregor 1966・伊/西)
 『殴り込み兄弟』伊版DVD (Sette Donne Per I MacGregor 1967・伊/西)

 この2つの作品は残念ながら日本ではDVD媒体がリリースされていません。イタリアではしっかりとDVDのリリースがありますが、音盤の方はイタリアでも、日本でも“でじたる”化(=CD)がされてない。巨匠エンニオ・モリコーネ先生がスコアを書いてるのに悲しいな~。

 1968年には日本では劇場未公開作品の『狙い撃ち』に出演、そして1971年の作品が冒頭でも紹介しました『荒野の無頼漢』となるワケです。
 面白いことに、この作品もまた続編が制作されました。
 正編はマカロニFANの支持も厚い内容ですね(続編は日本での劇場公開はなし)。
 
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 写真左から、
 『荒野の無頼漢』国内版DVD
          (Testa t'ammazzo, croce...sei morto... Mi chiamano Alleluja 1971・伊)
 『続・荒野の無頼漢』独版DVD 
          (Il West ti va stretto, amico... è arrivato Alleluja 1972・伊/独/仏)

 そして、先にも触れましたが1974年の作品を最後に女優業から引退をされたようです。

 ここでマカロニ・ウエスタン以外の作品を見てみます。

 ところが残念ながら日本国内で映像媒体のリリースされる出演作品はほとんど見当たりません。もっとも活動期間も短く、マカロニ・ウエスタン映画以外での作品は8本程でしょうか。せっかく“尼さん悩殺ポーズ”でマカロニFANを虜にした彼女ですから、もっとその姿を拝みたかったと言うのは健全な男子なら当然です。彼女の引退理由が“結婚を機に”であるのなら、映画製作業のダリオ・サバテロを恨みましょう。

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 写真左から、
 『400人殺せ-怪盗ドレリック-』Video (Arrriva Dorellik 1967・伊)
 『ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦』CD (OK Connery 1967・伊)

 映像の『400人殺せ-怪盗ドレリック-』は当時、イタリアで人気を博した歌手兼タレントのジョニー・ドレリ主演の作品です。『ルパン3世』ではないが神出鬼没/変装名人の怪盗ドレリックとそれを追う刑事の姿を面白おかしく描いた内容です。全編抱腹絶倒のコメディ・ホラーとなっていますが、ホラー度は全然ありません。主人公(J.ドレリ)が請け負った仕事が遺産相続のためにデュポン姓の人々を殺すこと.....その数400人です。
 音盤の『ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦』はエンニオ・モリコーネとブルーノ・ニコライ両先生の共同作業が生みだした傑作中の傑作の円盤です。作品の方も“007/ジェームス・ボンド”シリーズのバチモンであり、珍作と言われながらもながら面白いと言う評判もある。日本での映像媒体のリリースを願うのみだ。

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 ▲ 『400人殺せ-怪盗ドレリック-』より

 上記は『400人殺せ-怪盗ドレリック-』からのアップ画像です。
 タイトルは英題でしょうか。
 A.フローリは弁護士に扮した主人公(J.ドレリ)が雇った秘書役で、映画中盤過ぎに登場です。

 アガタ・フローリのマカロニ・ウエスタン映画を下に並べました。
 1968年の『I Nipoti Di Zorro』はイタリアの喜劇コンビ、F.FranchiとC.Ingrassiaによるゾロ物のパロディ作品のようです(僕は未見)。
 さてA.フローリの代表作はと言うと...意見が分かれるでしょうか。
 『禿鷹のえさ』か、それとも『荒野の無頼漢』か。
 僕は“尼さん悩殺ポーズ”の想い出と大好きなジョージ・ヒルトンが主演していると言うことで、ここは『荒野の無頼漢』に一票を投じるのかな。でも正編と続編の合わせ技なら『禿鷹のえさ』と『殴り込み兄弟』になるのかも知れません。『続・荒野の無頼漢』も悪くはないですが、あのドイツ版DVDは画像の縦横比が変です。その分だけ僕の中では評価が落ちている。
 『狙い撃ち』は個人的には結構好きな作品です。
  

 ■ アガタ・フローリ in Macaroni Westerns ■

 Sette Pistole Per I MacGregor 禿鷹のえさ 1966
 Sette Donne Per I MacGregor 殴り込み兄弟 1967
 I Tre Che Sconvolsero Il West (Vado, Vedo E Sparo) 狙い撃ち 1968
 Testa T'ammazzo, Croce...Sei Morto...Mi Chiamano Alleluja 荒野の無頼漢 1971
 Il West Ti Va Stretto, Amico...E Arrivato Alleluja 続・荒野の無頼漢 1972

 I Nipoti Di Zorro - 1968


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 ▲ Sette Pistole Per I MacGregor
  ■ 悪党に家を焼かれ家族を殺害された娘.....主人公(R.ウッズ)兄弟に助けられる。

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 ▲ Sette Donne Per I MacGregor
  ■ 主人公(R.ウッズ)の若きお嫁さん役.....活発で負けん気が強く、悪党退治に助力する。

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 ▲ I Tre Che Sconvolsero Il West (Vado, Vedo E Sparo)
  ■ 大金を狙う主人公の一人(A.サバト)の恋人役.....頼まれて金を隠し持つも盗られる。

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 ▲ Testa T'ammazzo, Croce...Sei Morto...Mi Chiamano Alleluja
  ■ 尼に扮したアメリカの諜報部員.....主人公(G.ヒルトン)と宝石を巡って駆け引きが...。

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 ▲ Il West Ti Va Stretto, Amico...E Arrivato Alleluja
  ■ 宝石を狙う泥棒.....主人公(G.ヒルトン)と手を組むも本心は独り占めにしたい?

 (2013/05/24 補筆)


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