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男優 86 Furio Meniconi 

 1924年02月22日 イタリア/ラツィオ州ローマ出身 - 1981年12月12日

 別に、Men Fury、Fury Meniconin の名がある。

 いつ頃からこの俳優を意識し出したのか分からない。
 多くの作品では決して前面に出てくるタイプの役どころを演じてはいない。
 それどころか、ワン・シーンで終わる役どころが多い。

 1966年の『さいはての用心棒』は少年時代の僕の憧れの映画だった。
 ジュリアーノ・ジェンマがカッコ良くて、目の不自由なふりをして一人一人悪人を倒していく姿に痺れた。この作品でG.ジェンマを苦しめたのが、クールな悪を演じたダン・ヴァディス(Dan Vadis)と軍の大尉エンジェル・デル・ポーゾ(Angel del Pozo)だった。この2人の憎々しい姿は少年の僕にも伝わってきて、心の中で主人公G.ジェンマを応援しながらテレビの画面を見つめていた。
 ところがこの作品では後半にもう一人の悪が登場する。
 こいつもなかなかの悪で廃坑を崩落させて配下の者たちを生き埋めにした。そして廃坑の出口で先の2人と高笑いをするのだった。
 その男こそがフリオ・メニコーニだ。
 でも、そのときは印象がなく、僕の中では記憶から消えてしまっている。

 今、この記事を書きながらいつ頃から意識し出したのか考えるも答えは出ない。

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 ▲ 『さいはての用心棒』から
    (left:Dan Vadis, center:Angel del Pozo, right:Furio Meniconi)
 
 IMDbサイトではその生涯に83の映画/テレビ作品に彼の名前を刻んでいる。
 役者へと至る経緯等の詳細は分からないが、1950年のイタリア映画『Il Figlio Di D'Artagnan』を出演映画の第1作目として紹介がされています。画像検索では中世の騎士の姿をした男性がちらりほらりと見えますので、そういう映画なんでしょう(?)。
 その後も順調な俳優生活を続けていたのか、1960年代初めには日本でも劇場公開のされた映画への出演が続いている。僕は多分観たことないと思うけどタイトルだけは聞いたことがあるような...ないような...そんな作品です。

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 写真左から(ネット上から)
 『蛮族の逆襲』Poster (Le Sette Sfide 1961・伊)
 『黒い砦』Poster (I Tartari 1961・伊)
 『シーザーの黄金』Poster (Oro Per I Cesari 1963・伊/仏)

 3作品ともジャンル的にはアクション/アドベンチャーとなっておりまして、この時代のイタリアお得意のソード&サンダル映画か、それに近い雰囲気を持った作品なんでしょう。当然、僕は観たことがありませんが、日本では劇場公開されていたんですから、古き良き時代のイタリア映画の凄さが伝わって参ります。 

 こんな大作映画にも出演されておりました。

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 写真左から(ネット上から)
 『クレオパトラ』Poster (Cleopatra 1963・英/米/瑞西)
 『華麗なる激情』Poster (The Agony And The Ecstasy 1965・米/伊)

 片や主演がエリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)、片や主演がチャールトン・ヘストン(Charlton Heston)ですよ。凄いことですね~。我らがマカロニ・ウエスタン俳優がキャスト欄に偉大な俳優と肩を並べて併記される。こうして喜んでおりますが、僕は観たことがないと思うのでその役どころなどは分かりませぬ。一応、日本ではDVDの映像媒体がリリースされておりますが、僕は好きなジャンルではないので持ってません。

 1960年代中頃からマカロニ・ウエスタン映画への出演が多くなります。
 IMDbサイトを見てもほとんどがマカロニ西部劇でして、その合間に他のジャンルの作品への出演が入ると言う感じになっております。それが影響したわけではないと思いますが、マカロニ・ウエスタンの衰退と合わせて映画の出演も減少していきます。
 日本では彼のような俳優さんはマスメディアの話題になることもなく、1970年後半以降の彼の足跡を知ることは難しいです。
 あれだけの数のマカロニ・ウエスタン作品でその姿を見てきただけに残念な思いがいたします。

 日本での映像媒体の少なさを恨みつつ、押し入れの段ボール箱を探します。
 
 blog-638.jpg

 写真左から、
 『ジュリアノ・ジェンマのくたばれカポネ』Video (Anche Gli Angeli Mangiano Fagioli 1973・伊)
 『Vai Gorilla』CD (1975・伊)
 『サスペリアPART2』DVD (Profondo Rosso 1975・伊)

 『ジュリアノ・ジェンマのくたばれカポネ』はジュリアーノ・ジェンマ&バッド・スペンサーのコンビによるコメディ物。ギャングのボスに雇われるものの悪者には成りきれない2人の姿をユーモアに描く。フリオ・メニコーニだが序盤のプロレスの試合での対戦相手のセコンド役が彼なのか...顔がアップで映し出されないので分からんです。『サスペリアPART2』はダリオ・アルジェント監督によるサスペンス映画。女予言者が殺されたのを手始めに連続殺人が発生し、事件に巻き込まれたピアニストは謎の犯人像に迫ると言う内容です。日本では『サスペリア』が大ヒットしたため未公開だった同監督の前作をパート2として公開された“いわくつき”の映画であります。 当然内容は全く関係もなく、このことを伝え聞いたアルジェント監督も苦笑したとか、しないとか..。
 音の鳴る円盤『Vai Gorilla』はBixio-Frizzi-Temperaのトリオによるスコアですね。作品自体は観たことがありませんが、Crime/Action系の作品のようです。結構カッコ良い音に仕上がっていまして、むせび泣くサックスに痺れたりもする。

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 ▲ 『サスペリアPART2』から

 上の画像は『サスペリアPART2』からの抜き出しですが、原題は直訳すると“赤の消費”となります。そこから日本のDVDでのタイトルが“サスペリアPART2/紅い深淵”となったのでしょう。赤とは血を意味するんでしょうね。
 主人公が殺人鬼を探すんですが、その重要な鍵となるのが一軒の屋敷でした。フリオ・メニコーニはその屋敷の管理人のような役どころで映画の後半に登場します。彼には何となく不思議な娘がいまして、最初はこの親子が事件と深く関わっているのかなと思いました。トカゲの串刺しなんかが地面に落ちていて何かの暗示を思わせるも、特に深い闇はありませんでした。

 一応、どうでも良いんですが音盤が ↓

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 左からCD円盤、再発の2枚組CD、そして日本盤のシングルレコードの順です。
 この円盤は結構好きでありまして特にテーマ曲が秀逸であります。ただ某先生が“音響によるこけおどし”と評されたようで(?)、あの作品にこの音楽はずるいと言うことでしょうか。それだけテーマ曲が素敵だと言う証と勝手に捕えさせていただきます。
 
 フリオ・メニコーニのマカロニ・ウエスタン映画は非常に多くの作品となりました。
 一番活躍される(全編でその姿が見られると言う意味で)作品は『ゴーストタウンの番外地』、或いは『殺しのときがやって来た』になるんでしょうか。ともに悪役/憎まれ役と言う役どころで最後は命を絶たれます。また『真昼の一匹狼』でも結構重要な役どころを務めていました。
 基本的には悪玉のボスよりも『そして神はカインに語った』や『サルタナがやって来た...貴様の拳銃と棺桶を交換だ』で演じる親玉の配下のひとりと言うのが似合うのではないだろうか。親玉を張るには威厳、風格が感じられないと言うのが僕の感想だ。
 それ以上に弱腰の保安官、弱い市井の人物を演じる方が僕の中では最適に思える。決して失礼な思いで言っているのではなく、作品を成り立たせるうえで彼のような俳優さんは不可欠だと言う思いの方が強い。 
 実に多彩な役柄を演じておりますが、例えば下の画像で紹介している以外でも幾つか役どころを列挙しますとこんな感じになるんでしょうか。
 『虹に立つガンマン』では盗賊団のメンバーの一人
 『バスタード・ジャンゴ』では町の保安官
 『七人の特命隊』では酒場で腕相撲をする軍人
 『荒野の無頼漢』では尼さんにちょっかいを出すエロ中年
 『夕陽のギャング』では主人公2人をアジトへ案内する革命家
 『自転車紳士西部へ行く』では主人公が車中で知り合った旅人
 『神の子ハレルヤとサルタナ』では開拓移住団(?)の一人 
 『怒りのガンマン/銀山の大虐殺』では絞首台の執行人
 料理の味を引き立たせるスパイスの如く、マカロニ・ウエスタン映画をより一層旨みのある作品とするための役どころを演じ続けて来ました。
 

 ■ フリオ・メニコーニ in Macaroni Westerns ■

 Per Pochi Dollari Ancora さいはての用心棒 1966
 John Il Bastardo 私生児ジョン 1967
 Dio Non Paga Il Sabato ゴーストタウンの番外地 1967
 Uccidi O Muori 真昼の一匹狼 1967
 Wanted 荒野の一つ星 1967
 Vendo Cara La Pelle 俺を殺ろうとすると痛い目にあうぜ 1968
 Il Pistolero Segnato Da Dio 必殺の二挺拳銃 1968
 ...E Venne Il Tempo Di Uccidere 殺しのときがやって来た 1968
 Spara, Gringo, Spara 虹に立つガンマン 1968
 Quel Caldo Maledetto Giorno Di Fuoco 脱獄の用心棒 1968
 Ammazzali Tutti E Torna Solo 七人の特命隊 1968
 Django Il Bastardo バスタード・ジャンゴ 1969
 E Dio Disse A Caino そして神はカインに語った 1970
 C'è Sartana...Vendi La Pistola E Comprati La Bara
                     サルタナがやって来た...貴様の拳銃と棺桶を交換だ 1970
 Uomo Avvisato Mezzo Ammazzato...Parola Di Spirito Santo 彼の名は精霊 1971
 Gli Fumavano Le Colt...Lo Chiamavano Camposanto 奴の銃が火を吹く...墓場と呼ばれた男 1971
 Uccidi Django...Uccidi Per Primo!!! 殺せジャンゴ...早く殺せ 1971
 Bastardo, Vamos A Matar 畜生、行け、殺せ 1971
 Testa T'ammazzo, Croce...Sei Morto...Mi Chiamano Alleluja 荒野の無頼漢 1971
 W Django! 復讐のガンマン ジャンゴ 1971
 ...Continuavano A Chiamarlo Trinita 風来坊Ⅱ/ザ・アウトロー 1971
 Giu La Testa 夕陽のギャング 1971
 i Viva La Muerte...Tua! 新・脱獄の用心棒 1971
 La Lunga cavalcata Dlla Vendetta 復讐の長き追跡 1972
 Cosi Sia アーメンと呼ばれた男 1972
 E Poi Lo Chiamarono Il Magnifico 自転車紳士西部を行く 1972
 Il Grande Duello 怒りのガンマン/銀山の大虐殺 1972
 Alleluja E Sartana Figli Di...Dio 神の子ハレルヤとサルタナ 1972
 Campa Carogna...La Taglia Cresce 増える賞金、死体の山 1973
 Lo Chiamavano Tresette...Giocava Sempre Col Morto トレセッタと呼ばれた男 1973
 Mamma Mia E Arrivato Cosi Sia - 1973
 Di Tresette Ce Ne Uno, Tutti Gli Altri Son Nessuno すべてをまき上げる野郎トレセッタ 1974
 Il Mio Nome E Scopone E Faccio Sempre Cappotto 俺の名はスコポーネ負け知らずさ 1975
 Un Genio, Due Compari, Un Pollo ミスター・ノーボディ2 1975


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 ▲ Dio Non Paga Il Sabato
  ■ ならず者たちの親玉...主人公との戦いのとき仲間割れから命を落とす

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 ▲ Wanted
  ■ 黒幕の悪事の証拠を知るため命の危険が...隠れ住むも命を奪われる

 FurioMeniconi-3.jpg
 ▲ ...E Venne Il Tempo Di Uccidere
  ■ 町を二分する実力者の一方の悪玉...ラストで主人公により命を絶たれる

 FurioMeniconi-4.jpg
 ▲ C'è Sartana...Vendi La Pistola E Comprati La Bara
  ■ 悪玉マンタス(N.Pazzafini)の配下の一人

 FurioMeniconi-5.jpg 
 ▲ W Django!
  ■ 町の保安官

 FurioMeniconi-6.jpg
 ▲ ...Continuavano A Chiamarlo Trinita (a central man) ( ↑ english title)
  ■ 悪玉の配下の一人...中盤過ぎ、酒場と牢のシーンで登場

 FurioMeniconi-7.jpg
 ▲ Cosi Sia
  ■ 町の保安官

 FurioMeniconi-8.jpg
 ▲ Campa Carogna...La Taglia Cresce
  ■ 宿&食堂の主人...悪党に妻を寝取られる

 FurioMeniconi-9.jpg
 ▲ Di Tresette Ce Ne Uno, Tutti Gli Altri Son Nessuno
  ■ お医者さん


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