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男優 81 Franco Nero 

 1941年11月23日 イタリア/エミリア=ロマーニャ州パルマ出身 -

 1966年、1本の傑作映画がマカロニ・ウエスタンの歴史にその名を刻んだ。

 『続・荒野の用心棒(Django)』

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 ▲ 『続・荒野の用心棒』Poster 

 ジャンゴのテーマ曲とともに現れた主人公は、荒れた荒野を、そしてぬかるんだ荒野の町を、棺桶を引きずりながら登場する。この伝説とも言えるオープニングは少年時代の僕を興奮させた。
 そして、冴えない酒場の主人に、厚化粧の女たち...。
 この酒場でエドゥアルド・ファヤルド演じるジャクソン少佐と最初の対決があった。
 当然、主人公だ。
 カッコ良く勝利を収める。

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 ▲ 『続・荒野の用心棒』より Franco Nero

 このシーンがとにかく好きだ。
 今でもDVDより抜き取ったこのシーンを暇さえあれば何度も観ている。それはこの映画に大興奮した少年時代への回帰とも言えようか。

 棺桶と機関銃、黒ずくめの孤高のガンマン「ジャンゴ」はこの作品から生まれ、そしてマカロニ・ウエスタン映画を代表するキャラへと成長していく。、同時にフランコ・ネロと言う一人の俳優をも「ジャンゴ」は大きく羽ばたかせていく。
 マカロニ・ウエスタン映画を代表する俳優、フランコ・ネロの誕生だ!

 マカロニ・ウエスタンを、いやいやイタリアを代表する俳優だけに日本版Wikipediaやallcinema、Yahoo!映画等々の日本のサイトに簡潔ながらも略歴が紹介されます。
 その一部を抜粋すると、“本名はFranco Sparanero。7歳の時に村の芝居に出演して俳優に憧れを抱く。ミラノのカトリック大学に進学するが、学業と学費稼ぎのバイト両立がうまく行かずに中退。サラリーマンを経て従軍し、除隊後俳優を本格的に志す。エキストラを経て「惑星からの侵略」でようやく名前がクレジットされるようになった”と紹介されている。
 Wikipediaによると、写真のモデルとしてスカウトされたのが始まりともあります。

 IMDbサイトでは1962年のイタリア映画『Pelle Viva』と言う作品から足跡を刻むが、この作品では出演シーンの限られた端役のようでした。フランコ・ネロが注目されるのは、1965年のイタリア映画『惑星からの侵略(I Criminali Della Galassia)』と言う作品からでしょうか。この作品は邦題からも分かるように日本でも劇場公開がされたようで、日本でのビデオ版の映像媒体もリリースされております。残念ながら僕は未見です。

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 ▲ 『I Criminali Della Galassia』Poster (1965/伊)

 同じ年の1965年、マカロニ・ウエスタン『荒野の渡り者』に出演します。

 そして、翌年には冒頭の『続・荒野の用心棒』で主演のジャンゴを演じ、一躍世界にその名を広める。以後、フランコ・ネロはマカロニ・ウエスタン映画の隆盛と共に、自らの名を高めていく。かつてフランコ・ネロを紹介する書籍が日本で発売されたが、その副題“沈む夕陽の血を浴びて流浪にすさぶ髭面が”が示すように、男の汗臭さが漂う無精髭で正義(?)の銃弾をスクリーン上で撃ち放つ姿が受けた。

 マカロニ・ウエスタン作品については最後に記すこととして、ここでは出演映画の国内盤シングルを3枚程アップしてみました。僕の少年時代はこうしたシングル盤が結構な数でリリースされておりました。ですからテレビでマカロニ西部劇の放映がないときはシングル盤やマカロニ・ウエスタンのオムニバスLPレコードを眺めることで高ぶる気持ちを癒しておりました。

 不自由な時代なんだね~と思わないように..。
 それはそれで幸せだったんですよ。だって、その分だけテレビ放映のときはそれこそ目を点にして食い入るようにテレビ画面と睨めっこですよ。
 この集中力は凄かった。
 マカロニ・ウエスタンは集中力の勉強にも...フランコ・ネロとは関係のない方向に話しが..。

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 写真左から、
 『真昼の用心棒』EP (Tempo Di Massacro 1966・伊)
 『ガンマン無頼』EP (Texas, Addio 1967・伊/西)
 『豹/ジャガー』EP (Il Mercenario 1968・伊/西)

 同時にその活躍はジャンルを問うことなく活動の幅を広げ、イタリア映画のみならずアメリカ、スペイン、フランスなど世界を股にかけて活動の場を広げていくこととなる。
 マカロニ・ウエスタンで培った男臭いイメージそのままに...一方で「イタリアの種馬(Italian Stallion)」ではないが共演女優との浮名も絶えんかったようですね。この辺は同じ男として羨ましくもあります。

 IMDbサイトでは2013年までの間に183本の映画/テレビ作品に足跡を記しています。
 まだまだ演技も、恋も(?)、共に現役...その活躍はこれからも増えていくことでしょう。

 フランコ・ネロの銀幕での活躍に応えるかのように、彼の出演作品の映像媒体が日本国内でも多くリリースされております。
 毎度、お馴染みの手元の映像媒体の画像にアップです。
 
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 写真左から、
 『哀しみのトリスターナ』DVD (Tristana 1970・西/伊/仏)
 『殺しBOX』DVD イタリアン・アクションの名作“殺し”3部作の初回限定BOXセット
 『ヒッチハイク』DVD (Autostop Rosso Sangue 1977・伊)

 フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーブ主演の『哀しみのトリスターナ』ではそのドヌーブのお相手を見事に務めている。『殺しBox』は“殺しのテクニック”シリーズ3本の作品を収録(作品自体に繋がりはない)、その内の2作品に出演される。『ヒッチハイク』はサスペンス物の作品だが、この作品では悪役と言うか、最後に妻を殺す夫を演じ切る。
 
 1970年代のフランコ・ネロの活躍は日本国内でリリースされた映像媒体で観られるが、一方で多くの作品が廃盤になるなどの理由から店頭に並ぶことが少なくないのも事実です。
 僕自身、まだまだ入手できていない作品も多い。

 『夜の刑事』 (Un Detective 1969・伊)
 『警視の告白』
  (Confessione Di Un Commissario Di Polizia al Procuratore Della Repubblica 1971・伊)
 『暗黒街の紋章/マフィアに血は生きる』 (I Guappi 1974・伊)
 『復讐の銃弾』 (Il Cittadino Si Ribella 1974・伊)
 『黒い法廷』 (Corruzione Al Palazzo Di Giustizia 1975・伊)

 僕が望む日本国内での映像媒体のリリースだ。

 1980年代中頃からでしょうか...その俳優生活にも行き詰まりと言う声が聞かれ始めます。
 (その辺の声は僕には何とも言えませんが...)
 そうした中で飛び込んできたビッグ・ニュースです。

 僕自身も驚いた1990年、『ダイ・ハード2』(Die Hard 2 1990・米)への出演でした。
 ハリウッドを代表する俳優ブルース・ウィリスの出世作の続編になるわけですが、この作品でテロリストの一味と言いますか(保釈対象)、大物テロリストとして堂々たる登場でした。

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 上の画像の左側はDVD、右側はサントラ盤CDです。
 このCDに関しましては3000枚限定の2枚組と言う物が発売されておりますが、私メが持つ円盤は1990年版の1枚物です。別に限定版が欲しいワケでもないし、音の方も僕の好みではないので僕には充分かと..。

 映画の方は面白いことは面白いですが、やっぱり最初の『ダイ・ハード』には負けます。その負け方も周回遅れほどの差があるのではないかと個人的には思っております。あくまでも個人の思いなのでご批判は受け付けておりませぬ。

 さてさて、不死鳥の如く、再び世界へ飛び立ったフランコ・ネロの活躍は2000年以降も続く。
 彼の活躍に負けじと僕も病には打ち勝ちたい...マカロニ・ウエスタンとマカロニ俳優は僕が生きていくうえでの糧となることが最近分かって参りました。

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 写真左から、
 『メギド』DVD (Megiddo : The Omega Code 2 2001・米)
 『ジュリエットからの手紙』DVD (Letters To Juliet 2010・米)
 『カーズ2』DVD (Cars 2 2011・米)

 いや~、素晴らしい活躍で嬉しくなります。
 しかもアメリカ映画...マカロニ・ウエスタン映画で活躍された俳優さんが世界を股にかけて活躍される姿を見るのは嬉しくなってきます。
 そう思うと、最初は恋愛物と言って遠ざけていた『ジュリエットからの手紙』も、今ではサントラ盤のCDがリリースされるのを楽しみに待つ心境になっております。この作品は映画後半で見られる風景が素敵ですよね。
 『カーズ2』はアニメ作品でしてフランコ・ネロは声の出演です。

 今度はいつものように音盤からフランコ・ネロの出演作品を見てみます。
 実にたくさんの音盤のリリースがありますが、ここは他のマカロニ俳優と公平に3枚のみです。なお、下の3枚の映画は観たことがありません。

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 写真左から、
 『銃殺!ナチスの長い五日間』CD (Gott Mit Uns 1970・伊/南斯拉夫)
 『警視の告白』CD
  (Confessione Di Un Commissario Di Polizia al Procuratore Della Repubblica 1971・伊)
 『黒い法廷』CD (Corruzione Al Palazzo Di Giustizia 1975・伊)
 
 画像左からエンニオ・モリコーネ、リズ・オルトラーニ、ピノ・ドナッジオのスコアですね。
 モリコーネも、オルトラーニも、マカロニ・ウエスタンFANにはよく知られたコンポーザーですが、ピノ・ドナッジオ先生は『恋と銃弾と狂気』と言うマカロニ・ウエスタン作品でスコアを書いております。僕の中ではアメリカ映画の作品で音楽を担当することが多いと言うイメージがあります。手元に『キャリー』や『ハウジング』、『ミッドナイトクロス』がありますが、これらはアメリカ映画ですよね。最近では『チャイルド・プレイ5/チャッキーの種』なんてのも書いております。因みにこのチャッキーの人形が欲しいけど高いです。

 フランコ・ネロのマカロニ・ウエスタン映画を下に並べてみました。
 やっぱり『続・荒野の用心棒』が文句なく一番です。繰り返しになりますが、少年時代の想い出が大きく、テレビの洋画劇場でこうした作品を普通に観られた時代はある意味、幸せな時代だったんだな~と思えます。考えてみれば、このときのフランコ・ネロは25歳(26歳?)なんですよね。貫禄と言うか、西部に生きる孤高のガンマンの雰囲気は充分に感じられます。
 同じくマカロニ・ウエスタンの王道的作品『ガンマン無頼』、『真昼の用心棒』も良いですねぇ~。
 その一方で『ガンマン大連合』でのフランコ・ネロも大好きです。
 特にラスト・シーンは僕の中でマカロニ・ウエスタン映画の名シーンの一つです。「Compañeros~、Vamos A Matar, Compañeros」と叫びながら若者たちの元へと駆け戻るフランコ・ネロ、そこに被るエンニオ・モリコーネの音楽、そしてトーマス・ミリアンがニヤリと笑みを浮かべる。最高です♪
 異色作は『オニオン流れ者』...フランコ・ネロのコメディ挑戦でしょうか。


 ■ フランコ・ネロ in Macaroni Westerns ■

 Gli Uomini Dal Passo Pesante 荒野の渡り者 1965
 Texas, Addio ガンマン無頼 1966
 Django 続・荒野の用心棒 1966
 Tempo Di Massacro 真昼の用心棒 1966
 L'uomo, L'orgoglio, La Vendetta 裏切りの荒野 1968
 Il Mercenario ジャガー 豹 1968
 Vamos A Matar, Compañeros ガンマン大連合 1970
 i Viva La Muerte...Tua 新・脱獄の用心棒 1971
 Los Amigos ロス・アミーゴス 1972
 Cipolla Colt オニオン流れ者 1976
 Keoma ケオマ・ザ・リベンジャー 1976
 Django 2 : Il Grande Ritorno ジャンゴ 灼熱の戦場 1987


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 ▲ Gli Uomini Dal Passo Pesante

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 ▲ Texas, Addio

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 ▲ Django

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 ▲ Tempo Di Massacro
 
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 ▲ L'uomo, L'orgoglio, La Vendetta

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 ▲ Il Mercenario

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 ▲ Vamos A Matar, Compañeros

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 ▲ i Viva La Muerte...Tua

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 ▲ Los Amigos

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 ▲ Cipolla Colt

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 ▲ Keoma

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 ▲ Django 2 : Il Grande Ritorno

 ▼ Appendix 『ジャンゴ 繋がれざる者』より.....新旧のジャンゴ
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 ▲ Django Unchained  (A right side person)


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