男優 80 Franco Gulà 

 生年、出生国については分かりません。

 出演作品から考えるとイタリアの生まれでしょうか。

 多くのマカロニ・ウエスタン作品において好々爺(こうこうや)的な役どころを演じ、僕らには馴染みの深い俳優さんと言えますか。僕にとってマカロニ・ウエスタン映画での好々爺(こうこうや)と言えば、フランコ・グラとフランコ・ペシ(Franco Pesce)の“Wフランコ”となります。
 ところが、IMDbサイトで彼の足跡を刻むのは1963年のイタリア/フランス映画『山猫(Il Gattopardo)』からとなります。そのことをもって、それ以前に俳優としての活動がなかったとは言えませんが謎ですね。

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 ▲ 『山猫』(1963) title roleより...左側上から4番目に名前あり

 この第1作の時点で既に齢60は過ぎていると思われます。
 先にも書きましたがこれ以前のフランコ・グラの姿は伝わってきません。或いは役者として舞台での活動があったのかも知れません。
 だけど...出演される作品を観ると深~い演技をしているわけでもないし...。
 その半生が気になるところです。

 1965年、マカロニ・ウエスタン映画『この墓を血で洗え(Uno Straniero A Sacramento)』に出演、この作品以降はマカロニ・ウエスタンが彼の出演作品の中心となる。

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 ▲ 『殺すために生まれた』より...右は主演のGordon Mitchell
 
 IMDbサイトでは1973年までの間に41の作品に彼の足跡を記すが、その中でマカロニ・ウエスタン作品は29作品になるでしょうか。
 この数字からもマカロニ・ウエスタン映画への出演率の高さが窺えます。
 うーん、マカロニ西部劇には演技力が必要ないから...って、誰じゃ、失礼な言い草は..。

 マカロニ・ウエスタン以外ではどんな作品があるのか。
 ここで押し入れの段ボール箱を捜索してみました。

 (o._.)o ドレドレ・・・
 
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 写真左から、
 『山猫』DVD (Il Gattopardo 1963・伊/仏)
 『400人殺せ -怪盗ドレリック-』Video (Arrriva Dorellik 1967・伊)
 『バーバレラ』DVD (Barbarella 1968・仏/伊)
 
 イタリア映画の名作『山猫』ですが、この作品に出ていたんですね。僕は記憶がないのでタイトルロールを見ると確かに名前がありました。この映画は3時間に及ぶ長大作、しかも内容が僕には高潔過ぎて合いませぬ。だからあらためて観てはいません。因みにマカロニ・ウエスタン映画でお馴染みの俳優さんが多数出演されいる。G.ジャンマ、T.ヒル、I.ガリ、そしてA.ドロンのお相手にC.カルディナーレですね。
 『400人殺せ -怪盗ドレリック-』は比較的最近手に入れた一本。嬉しいことに出演陣の中に女優アガタ・フローリの名がありました。フランコ・グラの役は動物ショップ(?)の親爺さんで、映画の方は怪盗ドレリックとそれを追う警部とのコメディ物。
 『バーバレラ』はお色気SFアドヴェンチャー物...『新・夕陽のガンマン/復讐の旅』で知られるジョン・フィリップ・ローが有翼人の役で出演されるが、フランコ・グラの姿が見えんけどどのシーンだ?タイトルロールには彼の名があるので出演されているのは間違いないんでしょうね。
 
 その素敵な老人フランコ・グラの姿が観られるマカロニ・ウエスタン映画を下に掲げてみました。
 出演作品は意外と数も多いですが、正直その役どころを思い出せない作品もありますし、6本程は映画そのものを観ていません。ほとんどの作品においてもワンシーンと言うか、短い出演時間でしかありません。しかし、その飄々とした姿は殺伐とした西部の中で、なにかしらの安らぎを与えてくれます。
 フランコ・グラが活躍する作品で思い出すのは『殺すために生まれた』でしょうか。この作品では主人公に協力する役どころで結構出演時間が多く、好々爺(こうこうや)としてマカロニ映画に安らぎを与えてきた彼の姿が魅られます。また『そして神はカインに語った』では妙に銃器に精通し、謎めいた過去を考えてしまう役どころとも言えましょうか。


 ■ フランコ・グラ in Macaroni Westerns ■

 Uno Straniero A Sacramento この墓を血で洗え 1965
 Sette Dollari Sul Rosso 地獄から来たプロガンマン 1966
 Uccidete Johnny Ringo ジョニー・リンゴを殺せ 1966
 Tempo Di Massacro 真昼の用心棒 1966
 Ramon Il Messicano 荒野の復讐鬼 1966
 Rita Nel West 西部のリトルリタ 踊る大銃撃戦 1967
 Una Colt, In Pugno Al Diavolo コルトを持ったげんこつ野郎 1967
 Joe L'implacabile 静められないジョー 1967
 Il Figlio Di Django ジャンゴの息子 1967
 Nato Per Uccidere 殺すために生まれた 1967
 Il Mio Nome E Pecos (Due Once Di Piombo) 復讐の用心棒 1967
 Se Vuoi Vivere...Spara 生きていたいなら撃て! 1967
 Tutto Per Tutto 全ては全てのために 1967
 Dio Perdona...Io No! 神は許せど、俺は許さず 1967
 Oggi A Me... Domani A Te! 野獣暁に死す 1967
 I Lunghi Giorni Dell'Odio 憎しみの長き日々 1967
 Un Minuto Per Pregare, Un Istante Per Morire 祈りの数分、死の一秒 1968
 Preparati La Bara! 皆殺しのジャンゴ 1968
 Odia Il Prossimo Tuo 汝の隣人を憎むべし 1968
 I Quattro Dell'Ave Maria 荒野の三悪党 1968
 T'ammazzo! - Raccomandati A Dio 殺す!神に身を委ねよ 1968
 L'ira Di Dio 神の怒り 1968
 20.000 Dollari Sporchi Di Sangue 荒野の身代金・血闘2万ドル 1969
 Il Pistolero Dell'Ave Maria アヴェ・マリアのガンマン 1969
 Tre Croci Per Non Morire 三人の無宿者 1969
 E Dio Disse A Caino そして神はカインに語った 1970
 All'ovest Di Sacramento (Le juge) - 1971
 Un Uomo Chiamato Dakota - 1972
 Cosi Sia アーメンと呼ばれた男 1972


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 ▲ Tempo Di Massacro (A left side person)
  ■ 町を逃げ出す老農夫...映画序盤のシーン

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 ▲ Rita Nel West
  ■ 弁護士として裁判シーンに登場

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 ▲ Il Figlio Di Django
  ■ ホテルの従業員と言うか、お手伝いと言うか...。

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 ▲ Dio Perdona...Io No!
  ■ 序盤過ぎ、主人公に情報を教える時計(?)職人

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 ▲ Preparati La Bara!
  ■ 保安官助手

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 ▲ T'ammazzo! - Raccomandati A Dio
  ■ 冒頭の酒場シーン...無法者に怯える老人 (↑ english title)

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 ▲ Il Pistolero Dell'Ave Maria
  ■ 荒野の岩場に腰掛ける老人...主人公を追う悪党一味から情報を聞かれる

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 ▲ E Dio Disse A Caino
  ■ 冒頭で主人公に銃を売る老人

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 ▲ Cosi Sia
  ■ 冒頭で主人公が立ち寄った民家の老人


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